山安では、ひもの加工に相応しい「新鮮で脂の乗っている美味しい魚」を安定的に確保するため、国内はもとより、世界の地魚を各国から輸入しています。


脂の乗り方は時期や獲れる海によって異なり、買い付けにあたっては、安心と安全を自分たちの目で確認するために、原料魚検品を専門とする担当者を現地に派遣し、厳密なチェックを実施しています。


旬の魚を各国で仕入れているのを始め、もちろん日本各地からも多くの旬の地魚を仕入れており、さらに素材の旨味を最大限に引き出すミネラル豊富な天然天日塩を使用して、品質管理の徹底された小田原本社工場と北海道の釧路工場にて加工製造しておりますので、安心してご賞味いただけます。

日本の真あじの漁場干物の代表格である"あじ"の漁場による特性は
【 九州産 】
大きく分けて、対馬・東海・西沖の3つの漁場に分けられます。対馬産は、国内では最も品質が良いと言われていますが、実際広範囲の海域で漁獲しているので良品は近海に限られています。
国産志向が強い中、安定した数量と仕入価格の維持も難しいのが現状。


【 韓国産 】
漁場は、対馬海峡を隔てて韓国側で主に漁獲され、済州島・対馬・忠武の3つの漁場で漁獲されます。中でも、済州島近海で獲れる真あじは最高の品質を持っています。忠武も良質な物が獲れるが漁獲はやや不安定。山安では昔からこの良質な原料を毎年大量に、直接自社で輸入し買付けているので、韓国サイドから優先的に仕入れることが出来るのです。

【 オランダ産 ・ノルウェー産】
現在の輸入あじでは、最も搬入量が多く、量販店では主力販売がされています。全体的に魚体は大きく脂ののった物も多いですが、品質格差があります。
漁場は、オランダ・ノルウェー近海・チャネル・ビスケ・南アイルと大きく分けられ、漁場は時期によって移動していきます。


現在はサイズが最も大きく脂の乗りも一番のノルウェー産に人気が集まっており、年によって漁獲高がかなり変動するため、オランダやアイルランド産も含めて広範囲から、厳選した原料を仕入れています。

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